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攻撃する猫の心理
特定の家族を攻撃してしまう理由として、大きく2つあげられます。
- きっかけはその人の関心を得るためですが、その行動が過剰だったり、感情のコントロールができなくなっている場合
- その人に対する不安と恐怖から、攻撃して自分の身を守ろうとしている場合
不安で怖い場合は、かみついたり攻撃する前に「うー」とか「シャー」と言っていると思います。
その人が猫を怖がらせようとか驚かせようとか思っていなくても、その人の仕草や動き方から、猫が不安や恐怖を感じてしまうことがあるのです。
攻撃する猫への対処法
攻撃してくる理由が「関心を得るため」でも「不安と恐怖から身を守るため」でも、対処法は同じです。
攻撃行動に対して決して叱らないでください。余計に興奮したり恐怖を感じて攻撃性が増してしまいます。
攻撃を受ける人は猫と2人きりにならないようにしましょう。
家族が猫を見ていられないときは、猫を別の部屋に隔離したりケージに入れて安全を確保します。
猫が一人でほかの部屋にいたりケージにいるときは、猫に一人遊びできるような「知育トイ」を与えておきましょう。
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家族が猫の様子を見ていられるときは、攻撃される人がおもちゃなどで遊んでもよいですが、興奮する前に遊びをやめるようにします。
人が恐怖を感じるようなら、攻撃を受けている人は猫とは遊ばないようにしましょう。
猫の世話は他の家族がしましょう
猫の世話はなるべくほかのご家族が行いましょう。
攻撃を受けている人が行う場合は、おやつを静かに部屋やケージの中に置き、猫がおやつに夢中になっている間にトイレや食器などを他の場所に持ち出してきれいにし、また戻すようにしましょう。
どうしようもない場合は、動物病院に受診しましょう。お薬を使って治療することもできます。
執筆者:事務局