目次
吠える問題にお困りの方は、まずは「吠える【犬の〈吠える〉をどう止める?】」を読んでから以下の続きをお読みください。
吠えている犬の心理
番犬として、家の前の道を通り過ぎる人に対し「入らないでください」と言っています。
家の人に対しては「警戒信号です。誰かが自宅前にいます」と伝えています。
警戒心からの行動ですので、不安な気持ちが根底にあります。
対処法と吠えないトレーニング
吠えない環境にする
犬が室内の場合は、通行人が見える窓は、カーテンや雨戸を閉めておきます。
通行人が見える窓がある部屋は、犬が入れないように扉を閉めておくことができたらそうしましょう。
犬が玄関前や庭などの外にいる場合は、人通りの多い時間帯は通行人が見えない場所に犬を移動するとよいでしょう。
ワンポイント「見えなくする」の動画を見てください。
吠えないトレーニング
「大丈夫」と言って、小さく切ったフードやおやつを床に10-20粒おきます。
不安から吠えているので、おやつをあげても「吠える」行動を褒めたことにはなりません。不安という気持ちに対して、「大丈夫」を伝える意味を持つおやつになります。
始めのころは、犬はおやつなんか見られないほど不安に思って吠え続けていると思うのでそれは無視してください。
通行人が見えなくなったら食べると思いますが、繰り返すうちに、数回吠えた後はおやつを食べられるようになります。
何回か吠えて人が来たことを伝えると、こちらの指示とおやつを期待して、吠えずに待てるようになってきます。
このトレーニングを試してみたけれどうまくいかない場合は、専門家に相談してください。
執筆者:事務局