膝の上に乗せているとかむ

かむ問題にお困りの方は、まずは「咬む【犬が〈かむ〉、どうしたらいい?】」を読んでから以下の続きをお読みください。

犬が甘えるために自分から膝の上に乗ってきたのに、手を動かしたらその手をかんできたり、すこし動いただけでいきなりかんできたり、膝から降ろそうとさわろうとしただけでかんでくることがあります。

かんでいる犬の心理

手が動くことや、さわられることが、犬にとって「予測ができない人の行動」となり、驚いてかんでいます。

対処法とかまないトレーニング

犬が膝に乗ってきたら、驚かせないように急に手を動かしたりしないようにします。

動きたいときや、手を動かす状況にある場合は、そっと「動くよ」と声掛けをして何かが起こることを予測させたうえで、おやつを使って手を動かさずにコマンド(号令)で自分から下りるように指示します。誘導します。

その時に、イス等から「オフ」の号令で自ら降りられるようにトレーニングをしましょう。「オフ」などのコマンド(号令)をかけると、「オフ」の号令だけで自分から下りるようになっていきます。

ワンポイント「オフの教え方」の動画を見てください。

 

イスから「オフ」のコマンドでおろす練習をしてから、犬の隣に座った状態で「オフ」をフードなどの報酬を使って練習してみましょう。飼い主がどこにいても「オフ」は「今乗っている場所から降りること」になります。

 

執筆者:事務局