玄関の「ピンポン」がなると吠える

吠える問題にお困りの方は、まずは「吠える【犬の〈吠える〉をどう止める?】」を読んでから以下の続きをお読みください。

吠えている犬の心理

「誰か来た!」「何者だ!」「入らないでください!」

「お父さんお母さん、変な人がきました!」こんなことを言うために吠えています。

吠えている犬は警戒しているので、「不安」な気持ちです。

対処法と吠えないトレーニング

絶対に叱ったり怒鳴ったりしないこと。余計に不安になり、余計に興奮します。

可能なら、玄関から飛び出さないように柵やドアの後ろにいさせておきます。

「大丈夫」と言って、小さく切ったフードやおやつを柵やドアの内側の床に10-20粒おきます。おもちゃにおいしいフードを詰めて与えても便利です。

具体的な方法は、ワンポイント「呼び鈴に吠えさせない」の動画を見てください。

不安から吠えているので、おやつをあげても「吠える」行動を褒めたことにはなりません。不安という気持ちに対して、「大丈夫」を伝える意味を持つおやつになります。

そのまま玄関に出ますが、始めのころは犬はおやつなんか見られないほど不安に思って吠え続けていると思うのでそれは無視してください。

トレーニングを続けると、吠え続ける時間が減り、何回か「来たよ!」と吠えたら、床を見ておやつを食べるようになってきます。

このころには「おすわり」「まて」で待たせておき、対応から戻ったらおやつをあげるような練習もできるでしょう。

 

執筆者:事務局