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犬が家族をかんでいる場合、それは家族の上に立っているとか、家族のボスになっているとか、主従関係が崩れているからなどではありません。
犬が人のことをかんでいる場合は必ずその理由があるはずなので、理由を探って、原因がわかったら、その原因を作らないようにすることで問題を改善していきます。
犬が家族をかむ理由の多くの場合が、混乱や不安の気持ちで「やめて!」というために咬んでいたり、どうしたらいいのかわからないよとパニックしてかんでいたりします。なぜ攻撃しなければいけないような状態になるまで私たちは犬の「やめて」という合図に気が付かないのでしょうか?それは、犬が彼らの気持ちを伝えるときに私たち人のように言葉を発するのではなく、行動を変える「ボディーランゲージ」という犬語を使って「やめて」を語りかけているからなのです。
犬の気持ちの読み方、ボディーランゲージの読み方が理解できると犬が「そろそろやめて」と言っているのが理解できるので、無理に追い詰めて攻撃行動を使うしかないところに追い詰めないですみます。
犬の気持ちの読み方
犬が不安な時に見せる行動から、徐々に追い詰められて攻撃するまで、行動は次のように変化します。
「ちょっと不安だよ」「今のやめて」
- 舌をぺろぺろ出す
- 鼻先をなめる
- あくびをする
- そっぽを向く
- 身体をなめる
「もう本当にいやだよ」「やめて」
- 身体を硬くする
- 動かないで1点を見つめる
- ふせをする
- 瞳孔が開いて目の色がかわるかんじがする
「もうかみます!」
- うなる
- 歯をむき出す
- 鼻の上にしわを寄せる
- 吠える
- かむ
犬は嫌がっているかもしれないけれど、「これは怖くないよ」と伝えながら犬と接触するための方法は、下のそれぞれの問題のところで見てください。
執筆者:事務局
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