子犬のおもちゃ

子犬と暮らすと、なんでも口に入れてかんでしまう行動が大変な問題になります。また、「あまがみ」という、一緒に遊んでいると遊びの一環で人の手や足にかみついてきたりします。

子犬があまがみをする理由は家族の関心を引きたいから、遊びたいから、になります。また家具や壁をかむような行動は、退屈だから、何かかみたいから、家族の関心を引きたいからとなります。

では、あまがみやいたずらで家具など大切なものをかまないようにするにはどうすればいいでしょう。

一緒によく遊んであげること、そして子犬が楽しめるおもちゃを与えることも1つの解決方法です。

安全なおもちゃの選び方

安全なおもちゃの選び方のコツです。

  • かみちぎるかもしれないでっぱりやボタンなどがないもの
    子犬はおもちゃをかみちぎって飲み込む可能性があります。ボタンやぬいぐるみの手足などかみちぎれるようなでっぱりがないもの、ボタンなど縫い付けていないものの方が安全です。
  • 犬の口より少し大きめのサイズのもの
    おもちゃは犬の口よりも少し大きめのものを選んでください。万が一飲み込んでしまう可能性があるので、飲み込めないサイズの方が安全です。
  • かみちぎれない素材のもの
    犬のあごは強く、おもちゃをかみちぎってしまうことがあります。かみちぎれない素材を選びましょう。人間用のぬいぐるみやおもちゃは「かまれる」ことを想定していないので、人用のおもちゃは犬には危険な場合があります。
  • 頻繁な確認と早めの取り換え
    おもちゃは頻繁に確認して、ちぎれそうになっていないか、壊れていないか、糸などほつれて出ていないかを確認します。もし、ほつれていたり壊れている場合は、修理したり、新しいものに取り換えましょう。糸状のものは、飲み込んでしまうと危険なので、食べられないように取り除きます。
  • 知育トイの活用
    長い時間遊ばせたい場合に、おもちゃにフードやおやつを隠しておき、探させながら、工夫させながらフードをとっていけるようなおもちゃは比較的長時間、ひとりであそんでくれます。「知育トイ」の項目をご参照ください。

 

 

執筆者:事務局