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かむ問題にお困りの方は、まずは「咬む【犬が〈かむ〉、どうしたらいい?】」を読んでから以下の続きをお読みください。
かんでいる犬の心理
急に人が動くことにびっくりして転嫁行動(八つ当たりのような行動)としてかみついている場合もあります。
また、人の関心を引きたくてかんでいることもあります。
最初はびっくりしてかんでしまったけれど、かんだ後の人の反応(人が大声出したり、思わず振り払ったりする)に恐怖を感じて執着してかむようなこともあります。
単純に「興奮」のスイッチが入って、かむ行動になって出てきている場合もあります。
対処法とかまないトレーニング
この状態になってしまったら、叱らないでください。
大声を出すとますます興奮します。冷静にしているしかありません。
対処法としては、最初から興奮をさせないことしかできません。
人が部屋を出る時や歩くときには、犬に「お仕事」をさせ、「このお仕事をしている間は安心」「お仕事で関心を得られた」と思わせます。
具体的には以下の通りです。
- 犬に「ふせ」「まて」を教えます。
- 立ち上がる前に、犬に「ふせ」「まて」をさせます。
- 待っている間に動き始めます。
- いい子に待って居たらほめておやつを与えます。
ほかの方法として、「ハウス」に入る方法を教え、人が動く前に犬は必ずハウスに入っているようにします。
- 「ハウス」と言ったらキャリーやサークルに入るように教える
- 動く前に「ハウス」に入るように指示し、おやつをあげてドアを閉める
- ドアを閉めたら動く、あるいは、ハウスの中で「まて」を教えて、ハウスの中でまてさせている間に動く
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執筆者:事務局