目次
ふせを教えてみましょう。
まず、報酬(ごほうび)として、小さく切ったフードやおやつを用意します。フードやおやつの大きさは、小指の爪の大きさくらいが目安です。小さな小型犬は小指の爪の1/2~1/3くらいの大きさで十分です。
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おすわりの姿勢からスタートする方法。
- 報酬(ごほうび)として、小さく切ったフードやおやつを手に持ちます。
- フードを犬の口元にもっていきます。
- 人はフードから手を離さず、犬に前歯で少しずつ舐めかじるように食べさせます。
- 犬が舐め続けているフードをゆっくり地面に向かって下ろします。舐めさせ続けながらそのまま少し手前(自分の方)にフードを引っ張ります(空中にL字を書く感じです)。
- 犬のお尻とひじが床につき、「ふせの姿勢」になったら、報酬のフードを与えます。
- フードの誘導で7割くらい「ふせの姿勢」がとれるようになったら、「ふせ」と言ってから、フードで犬を誘導します。ふせの姿勢ができたら報酬のフードを与えます。
立った姿勢からスタートする方法。
- 報酬(ごほうび)として、小さく切ったフードやおやつを手に持ちます。
- フードを犬の口元にもっていきます。
- 人はフードから手を離さず、犬に前歯で少しずつ舐めかじるように食べさせます。
- フードを床に向かってゆっくり降ろしていきます。犬はずっとフードを舐めながらフードについていく感じです。
- 犬のお尻とひじが床につき、「ふせの姿勢」になったら、報酬のフードを与えます。
- フードの誘導で7割くらい「ふせの姿勢」がとれるようになったら、「ふせ」と言ってから、フードで犬を誘導します。ふせの姿勢ができたら報酬のフードを与えます。
なかなか伏せてくれない子のための教え方
床に座った姿勢の飼い主の膝の下を通ってもらってふせの姿勢を教える方法です。
- 報酬(ごほうび)として、小さく切ったフードやおやつを手に持ちます。
- 床に座り、膝を立てて下をくぐれるような形にします。
- 膝の下からくぐらすように腕を入れ、フードを犬の口元にもっていきます。
- 人はフードから手を離さず、犬に前歯で少しずつ舐めかじるように食べさせます。
- フードをゆっくり動かし、膝の下をくぐらすように犬を誘導していきます。
- 床にワンちゃんのお尻とひじがついたら報酬(ごほうび)のフードを食べさせます。
- 7割くらいふせの姿勢がとれるようになったら、「ふせ」と言ってから、フードで犬を誘導します。ふせの姿勢ができたら報酬であるフードを与えます。
執筆者:事務局
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