おいでの教え方

おいでを教えてみましょう。

まず、報酬(ごほうび)として、小さく切ったフードやおやつを用意します。フードやおやつの大きさは、小指の爪の大きさくらいが目安です。小さな小型犬は小指の爪の1/2~1/3くらいの大きさで十分です。

おいでは、犬が飼い主の体の正面に来るように教えていきます。

  1. 報酬(ごほうび)として、小さく切ったフードやおやつを手に持ちます。
  2. 手に報酬であるフードを持ち、フードを持った手のひらを自分の体の正面に出します。
  3. 犬はフードを食べに近くに来ますので、正面すぐ前に来たところで手のひらから報酬であるフードを与えます。
  4. 手のひらが正面に差し出されるとフードがもらえるということを繰り返すと、犬は手のひらが出てきたら、フードである報酬があると理解して近くに来るようになります。
  5. 「手のひらが人の正面に出されるという」手の合図で、犬は「人の正面に行ってフードをもらう」と覚えます。
  6. 慣れてきたら、「おいで」と言いながら手のひらを体の正面に出します。近くに来たら、手のフードを与えます。
  7. 犬が慣れてルールがわかったら、「おいで」と言いながら少し後ろに下がってみましょう。「おいで」と言われると人の正面に向かって進む、という行動をやっていくようになります。

執筆者:事務局