歯磨きの教え方

犬に歯磨きを教えるときのコツです。

ごほうびを食べさせながら行って下さい。

少しでも犬が嫌がるそぶりが見えたら、すぐにやめて、その先には進まないでください。

まず、報酬(ごほうび)として、小さく切ったフードやおやつを用意します。フードやおやつの大きさは、小指の爪の大きさくらいが目安です。小さな小型犬は小指の爪の1/2~1/3くらいの大きさで十分です。

ステップ1 最初は口元を触ることにならせる

  1. 最初はごほうびを食べさせながら、手で口元をそっと触ります。
  2. 受け入れてくれたら、ごほうびを食べさせながら、唇をめくって手で歯を触ります。

歯磨きジェルを使う時は、食べるかどうか確認してからにします。

ステップ2 手で触ることになれたら、歯ブラシにならせる

  1. 最初は歯ブラシを見せながらごほうびを与えます。
  2. 少しづつ体に近づけながらごほうびをあげます。少しでも避けるそぶりがあればその先には進まないようにします。
  3. 歯ブラシを犬の体につけてごほうびをあげます。最初は体の肩のあたりに歯ブラシをつけてみます。
  4. ごほうびを食べさせながら、少しずつ歯ブラシを顔に近づけます。最初は歯ブラシの裏側で、平気そうならブラシ側でそっと口元を触ります。
  5. 平気なようであれば、食べさせながら、唇をめくって口の中に少しだけ歯ブラシを入れていきます。

成功のコツはゆっくり少しずつ進めることと、ごほうびをその都度使うことです。

少しでも犬が嫌がるそぶりが見えたら、すぐにやめて、その先には進まないでください。

 

執筆者:事務局