アイコンタクト(目線を合わせる)の教え方

名前を呼んだらアイコンタクトがとれるように教えましょう。

このコマンドを教えることで犬とのコミュニケーションがとりやすくなります。

まず、報酬（ごほうび）として、小さく切ったフードやおやつを用意します。フードやおやつの大きさは、小指の爪の大きさくらいが目安です。小さな小型犬は小指の爪の1/2~1/3くらいの大きさで十分です。

1. ごほうびを握った手を犬の鼻先に出し、手の中にごほうびがあることを犬にわからせます。ここではごほうびは食べさせず、少しなめさせる程度にします。
2. 犬が手の中のごほうびに集中したら、ごほうびを胸元に引き上げて、名前を呼びます。
3. 犬と目があったら(アイコンタクトができたら)、「いい子」とほめてから、ごほうびを食べさせます。
4. 目線があっている間はほめ言葉をかけ、「いい子」と言ってごほうびをあげます。
5. アイコンタクトを保っている間の秒数を伸ばしていきます。